今日から9月が始まり、長月の名の通り長雨が降りました。
8月の降雨日はなんと3日のみ、恵みの雨でしたね。
長らく観ていない名画コレクションを眺めながら、
ふと<第三の男>の中でオーソン・ウェルズが吐き捨てる台詞が蘇りました。
曰く、・・・スイス400年の平和が何を生んだ?・・ハト時計さ・・・
それでも、平和がいいとしみじみ思うわけです。
戦争を直接体験したわけではありませんが、
文学や絵画、ドキュメンタリー、映画に表現される
時が決して癒すことの出来ない喪失感は想像して余りあるからです。
今日も無事、なにごともなく過ぎそうです。
明日はわかりませんが、穏やかな時間は掛け替えのないものですね。
では週末の夜を存分に味わいましょう。


